メリノウール100%のショーツができました
超極細のメリノウール100%シリーズから、ショーツが新登場となります。
天然の高機能素材であるメリノウール。保温性が高いうえに吸放湿性や防臭効果にもすぐれ、1年中快適に過ごすことのできる素材です。この高機能素材を用いて、オールシーズン使えるベーシックなショーツというコンセプトをかたちにしました。
MUUGIでは、シルク100%のショーツを2021年から発売してきましたが、メリノウール製品をご愛用いただいているお客様から、メリノウールのショーツもぜひ作って欲しいというお声をいただくこともあり、試作を繰り返した末にようやく完成させることができました。
このメリノウールショーツの特徴を、シルクショーツと比較しながらご紹介します。
まず、生地特性について。
MUUGIで採用している超極細メリノウール生地は、薄手の天竺生地で、伸縮性がありながらもキックバック(元に戻る力)がMUUGIシルク生地よりもやや強めになっています。
生地を横に伸ばした感覚として、シルク生地はふわーっと伸びてふわーっと戻るのに対し、メリノウール生地は伸びつつもきゅっと戻る、というようなイメージです。そのため、着用するとメリノウールショーツのほうがややフィット感があります。
また、足ぐりのラインは、シルクショーツはノーマルレッグで足ぐりまわりが少し大きめなのに対し、今回のメリノウールショーツはローレッグになっており、ヒップの下側を包み込むようなラインとなっています。体型にもよりますが、シルクショーツは鼠蹊部に開放感やゆとり感があり、メリノウールショーツはフィット感を感じる方が多いようです。どちらも、足ぐりにゴムを入れず生地の伸縮性のみでフィットさせる仕様になっており、ぴたりと締め付けるのではなく、生地が寄り添う履き心地になっています。
また、ウエスト部の仕様はシルク、メリノウールともに、やわらかいゴムを共地でくるんでいます。ウエストの高さもほぼ同じくらいの、レギュラー丈設定です。たまに、おへそにかかるかどうかをご質問いただくこともありますが、おへその位置は体型によって大きく変わるため一概にはお答えがしづらいものになります。こちらのショーツの場合、おへそにかかる方もいれば、おへそのかなり下になる方もいらっしゃいます。深すぎず、浅すぎずの丈感に設定しています。
保温性はもちろんのこと、吸放湿性や防臭効果など、アンダーウェアに最適な超極細メリノウール。その中でも希少な14.5マイクロンならではの薄くて繊細な生地感を味わえるショーツは、市場でもとても稀なものかと思います。寒い今の季節にも、そしてこれからの暖かな季節にも、快適に過ごせるメリノウールショーツを暮らしに取り入れていただけたら嬉しいです。